ビジネス成長の3つの段階。
三重県鈴鹿市の社会保険労務士・小岩広宣です。
今日は、お世話になっている経営者の方と久しぶりにランチをご一緒しました。
約1時間ですが、ビジネスからプライベートの話題まで、さまざまなお話しをしました。
その中で、もっとも印象に残ったのが、ビジネスが成長していく3つの段階というトピック。
この方の会社には複数の事業部がありますが、おおむね3つのカテゴリーに分かれるそうです。
1つは、創業以来の中核部門。長年に渡って屋台骨として会社を支えてきた部門です。
2つめは、中核部門の版図を拡大する狙いで、数年に渡って挑戦をし続けてきている部門。
3つめは、最近になって新たに始めた新規事業の部門。
いわく、中核部門は創業以来、ずっと成長を遂げてきているが、そろそろ成熟期を迎える。
会社の基盤として大切にしていくが、これからは低成長や停滞は覚悟せねばならない。
逆にいままで中核部門に続くべく挑戦してきた部門は、やっとしっかりした成果が見えてきた。
決して平坦な道ではなかったが、これまでの努力が間違っていなかったことが痛感させられる。
そして、新たに展開し始めた新規事業。これはすぐには単独の事業化は難しい。
でも、先行指標は他のどの部門よりもいい数値を示している。5年後、10年後が楽しみだ。
私は、この方とお話ししていて、明確なビジネス成長のモデルが頭に浮かびました。
そう、ビジネス成長には、大きく3つの段階があるのです。
そして懸命な経営者は、この3段階をそれぞれ事業部ベースで併存させて1つの経営体をつくる。
だから、この厳しい時代に、10年、20年どころか、子や孫の代まで事業を存続させられるのです![]()
私たちは、会社や事業を目の前にしたとき、単純に事業規模とか、売上・利益でものを考えがちです。
でも、いまは規模が大きくても、時代が変わり、環境や構造が変われば、いずれは衰退期を迎えます。
売上にしても、利益にしても、同じ事業モデルのままで維持拡大することは、不可能です。
ひとの専門家である私たちが見るべきは、必ずしも事業規模・売上・利益といった数値ではありません。
むしろそれ以上に、現に事業が位置しているポジションを正確に把握することの方が肝要。
給与制度をいくら分析しても、決算書をいくら眺めても、生きた事業の寄り立つ地点は見えてきません。
それよりも、ひとの意識、先行指標、5年後・10年後の見取り図を見ていかなければなりません。
私たちがクライアントに提案すべきことは、まだまだたくさんあることに改めて気づかされます。
中核事業、拡大事業、新規事業のそれぞれに適合した人材戦略を明確にすべき時代が来ています。
同時に、私自身も経営者として、次を見据えた戦略を考え、行動していかなければ・・・。
事業を生み、育て、そして続けて、次へと引き継がせる努力は、並大抵ではないと思います。
経営者の方々への支援に、真摯に取り組んでいきたいものです![]()
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